サクラエディタで常に手前に表示する機能を追加する手順
はじめに
Uneditorなどのエディタでは、常に手前に表示する機能が提供されていますが、sakuraでは、類似機能を見つけることができませんでした。
調べてみると、sakuraでも 1.5.0.0から、常に手前に表示するマクロが提供されているようです。
しかし、標準で利用することができないため、今回は、キーマクロを登録し、気軽に「常に手前に表示・解除」できるようにショートカットキーを割り当る方法を記載します。
※2016/01/23追記. ショートカットキーは割り当てられていませんでしたが、「ウィンドウ」‐「常に手前に表示」に標準機能でありました。
マクロ仕様
次のマクロを使用することで、常に手前に表示・解除することが可能です。
■マクロ構文 ・構文: WindowTopMost( int1 :Integer ); int1 トグル動作 ・記録: ○ ・解説 トグル動作には、下記の動作を指定できます。 0 トグル動作です。メニュー・コマンド実行と同じ動作です。 1 常に手前に表示します。 2 常に手前に表示を解除します。
手順
マクロファイルの作成
[常に手前に表示するマクロ.mac] WindowTopMost(1);
[常に手前に表示を解除するマクロ.mac] WindowTopMost(2);
[エクスプローラ画像]
マクロの登録
- 「設定」→「共通設定」へ移動します。 ※ショートカットキー「Ctrl + 6」
- 共通設定ウィンドウが表示されます。
- 「マクロ」タブに移動します。
- 作成したマクロファイルが保存されているフォルダを指定します。
「Id」で「0」を選択します。
「File」から作成したマクロ「常に手前に表示するマクロ.mac」を選択します。
「マクロを実行するたびにファイルを読み込みなおす(L)」にチェックを付けます。
「設定」をクリックして反映させます。 ※同様に、「常に手前に表示を解除するマクロ.mac」も、Id「1」に設定します。
設定を確認し、「OK」をクリックします。
[最終的な設定]
- 「ツール」‐「登録済みマクロ」に、設定したマクロが表示されていることを確認します。
ショートカットキー設定
先ほど登録したマクロを、キーボードのショートカットキーに割り当てていきます。
- 「設定」→「共通設定」へ移動します。 ※ショートカットキー「Ctrl + 6」
- 共通設定ウィンドウが表示されます。
「キー割り当て」のタブを開きます
外部マクロを選択します。
先ほど登録したマクロを選択します。
割り当て先のキーを選択します。
- 常に手前に表示 = 「Shift」+「Ctrl」+「F5」
- 常に手前に表示を解除 = 「Shift」+「Ctrl」+「F4」
割付をクリックします。
OKをクリックします。
動作確認
「Shift」+「Ctrl」+「F5」を押すと、ウィンドウが常に手前に表示されます。
「Shift」+「Ctrl」+「F4」を押すと、常に手前に表示が解除されます。
参考サイト